12/1(金)~ ACID FOLK TODAY! 新品CD特集

2006.12.01 - Psychedelic rock
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英国ファンタジックSSWや米国ヒッピーフォークの世界を現代に甦らせる現代の語り部たちが、ますます活気づいてきた!! 今年も本気度100% のリヴァイヴァル・アシッドフォーク&サイケフォークを新品CDでがっつり集めてみました。キーワードはヘイズ感、アシッド、ドローン、トライバル、そしてユーフォリア!! 年末の忙しない気分から、思いっきり逃避しましょう~。

商品紹介(一部です)

● 5055042861138 Singleman Affair/Let's Kill The Summer
シカゴ在住の宅録アーティスト、ダン・シュナイダーによる一人ユニットのデビューアルバム(2006年)。ジェントルなギター、シタール、囁くようなヴォーカルが宅録らしいくぐもった音色で記録されていて、まるで1970年代中頃の米国アシッドフォーク自主盤を聴いてるようです。例えばティム・バックリィやマイケル・ヨンカース、デイモンなどの諸作に匂いや雰囲気が近いです。サウンドは、シタールを多用したオリエンタルなサイケSSWで、全てが砂塵の彼方にかすんでいるようなヘイズ感に満ちています。厭世感と現実逃避とを思わせる曖昧なヴォーカルなど、狙って作るにしては圧倒的なリアリティを持っています。それが凝縮されているのが終曲「to bid farewell and say goodbye」。寺山修司の「さよならだけが人生」という言葉を思い出しました。収録されているカバー曲もニコの「little sister」だし、この人長生きしないんじゃないかと...。

● 0708527111222 Winter Flowers/Winter Flowers
ロサンジェルスで活動する男女5人組によるデビュー・アルバム。3声ハーモニー、ギター、マンドリンを中心としたアコースティック編成で、ハープシコードやオルガン、グロッケンスピール、リコーダーが効果的に幻想的な色彩を与えており、英国フォークの伝統に米国的な影響を加えた、非常に本気度が高いフォーク・サウンドです。これは往年のフォーク・ファンにも必ず気に入ってもらえると思います。タイトルからして幻想世界へ誘う冒頭曲「misty morning land」は、インド楽器タンブーラが作り出すドローンの霧中を沈黙の修道士の一団が静々と歩いていくような、実にイマジネイティヴな名演で、究極のファンタジック・フォーク。また可憐な女性ヴォーカルが冴える「winter bird」、ドノヴァンのカヴァー曲「isle of islay」など、ケルティックからゴシックな幻想感に強烈に魅了されてしまいます。寒々とした透明感の「while pilgrim」はどう聞いてもミスティックな英国フォークそのもの!きっと耳を疑いますよ。

● 0655035400228 Vetiver/Vetiver
南アジア原産の香草ヴェチヴェルの名を冠したサンフランシスコのヒッピーフォーク・グループのファースト(2004年)。中心人物はアンディ・キャビックなるシンガーソングライターで、デヴェンドラ・バンハートのツアーバンドのメンバーです。しかもデヴェンドラもこちらのバンドにギタリストとしてメンバーに名を連ねており、同じファミリーの別形態といったところ。アコギ2本にチェロとヴァイオリン、浪漫的なアンディのヴォーカルが紡ぎだす柔らかいサウンドは、まさに吟遊詩人の世界です。現実逃避へと誘う寂寥感とロマンティシズム!! 白眉はたゆたうような彼岸感の「belles」で、後半のドローン音の積み重なりに昇天します! マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのコルム・オコーサク(ds)のゲスト参加も嬉しい。

● 0793018540025 Alexi Murdoch/Time Without Consequence
英国グラスゴー出身のシンガーソングライターのデビューアルバム(2006年)。バート・ヤンシュの声に似た控えめなヴォーカルとシンプルなギター・ワークがたまらなく男気を感じさせます。オープンチューニング奏法と才気溢れるドラム、曲展開がペンタングルを想起させる「dream about flying」、アメリカのTVドラマの挿入歌として使用された「orange sky」など真夜中に一人で耳を傾けたい内容と雰囲気です。全体的には、スコティッシュらしい湿り気と薫香を持つ誠実な音楽ですが、何となく地下室のような閉ざされた空間をイメージしてしまうのは何故なんでしょうか。どの曲も微妙にノイズ成分を含んでいる気もするし、ノイジーなギターが背後で暴れる「home」など幻覚剤というよりは覚醒系のヤバさだし。アシッドフォークじゃないけど、ペンタングル好きはきっとグッとくるはず。

● 0666017120522 Alexander Tucker/Old Frog
英国のポストハードコア・バンド「アンホーム」のギタリストだった彼が2005年に発表したソロ第1作目。ノイズ音楽や実験音楽、フィールドレコーディングの世界に身を浸した経験を生かしつつも、ここではアレキサンダー・スペンス『オール』などの英米のアシッドフォーク、サイケフォークに影響を受けた、ほの暗く幻想的な弾き語りを展開しております。ドアーズの「ジ・エンド」のオープニングを感じさせる冒頭曲「ハグ・ストーンズ」は、シャンシャンと背後で鳴らされる鈴の音が催眠効果絶大で、一気に別次元へと意識を運んでくれます。ファルセット気味のヴォーカル、バンジョーのフィンガーピッキングによるタイトル曲「オールドドッグ」は、ドラッギーな重奏ドローンの中間部を挟んで中世の舞曲のような印象を与えます。轟音ファズ、通奏低音ノイズ、ドローンが幾重にも折り重なる大曲「ハンド・オブ・レイン」は暗黒の巨大な渦巻きの中に聴き手を放り込む、圧巻の音世界!! ガチャガチャとした子供だましのフリーフォーク勢とは一線を画す、ダークなサイケデリックフォーク大傑作です。

● 0600197004425 Greg Weeks/Blood Is Trouble
米国フィラデルフィアが生んだネオサイケフォークの旗手『エスパーズ』の中心人物グレッグによるソロ作品(2005年発表)。全体を凛とした空気で包んでいるところが、グループでの活動と同じ匂い/連動性を感じさせます(ドラムはエスパーズのメンバーです)。本作でも、英国フォークからの影響を感じさせる浪漫的なアコギSSWサウンドを基調としながら、アナログシンセやハルモニウム、チェロ、FUZZギター、ドローンで味付けがなされた、より内向的な幻想世界を構築しております。メランコリックな「interchange」、静かな曲調が後半に一転してテンポアップし、狂おしいFUZZギターが鳴り響く「don't you open up (your eyes)」など全14曲収録。リコーダー&FUZZドローン入りの真夜中賛歌「country at night」が絶品です!

● 0600197004425 Greg Ashley/Medicine Fuck Dream
テキサス州ヒューストン出身のアシッドフォーク/SSWのファーストアルバム(2003年)。オルタナ・アーティスト風のジャケットや、冒頭曲のリリカルなピアノ弾き語りに戸惑うかもしれませんが、2曲目以降はアシッドフォーク直球サウンドです。タイトル曲はアラビックなパーカッションとギターソロが入る即死チューンで、ブルースハープもニクい大名演です。もやもやっとしたヘイズ感に意識も彼岸まで飛ばされる「mona rider」や、幽霊ノイズが飛びまくる「legs coca cola」のエコー&リバーヴ音響など、全体的に埃っぽくてメキシコ国境地帯から北アフリカ、モロッコまで通じる、砂漠の幻影サウンド! ドノヴァンの「タンジール」が好きな人に激オススメです。

● 2060101000536 Brothers Of The Occult Sisterhood/Goodbye
オーストラリアはニューサウスウェールズ州で活動するフリーフォーム・サイケデリア・グループの2006年作品。呪術的でトライバルなドラミング、弓弾きチェロ・ノイズ、浮遊するサイケデリックギター等が、薄明のドローン空間で有機的に融合しながら、刻々と色彩や形態を変化させていく物凄い演奏を展開させています。3曲(全43分)で脳内宇宙を体感するような、強烈なドラッギーサウンドは実に映像的で刺激的です。フリージャズやノイズ音楽の影響を強く受けておりますが、聴く者を内面に向かわせる点でアシッド/サイケフォーク好きとっても決して無視できない傑作です。本当にスゴイ!

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